日本株・米国株・ベトナム株でリッチになるブログ

無駄は嫌いなんだ。無駄だから、無駄だから、無駄無駄・・・

東芝がサザエさんのスポンサーをやめないことについて思うこと

東京証券取引所は23日、東証1部に上場している東芝株を8月1日付で2部に降格させると発表しました。

 

東芝の17年3月末の債務超過額は、5816億円。

東証のルールで、決算期末に債務超過になった1部上場企業は2部に指定替えされます。

 

企業は、出資および借金によってお金を集め、事業を創業し、利益を創出します。

利益は、売り上げから原価を引き、その他もろもろの経費や投資による損益を引いたものとなります。

 

式で表すと①売り上げー②原価ー③経費等=利益

 

となります。

 

債務超過となった東芝は、上記の考え方からすると、①売り上げを伸ばすか、②原価及び③その他経費等を減らす必要があります。

 

広告費であるサザエさんのスポンサーは、日曜夜六時半という時間帯のため、年間数億円の支出となっているといわれています。

 

債務6000億円近い企業が、相変わらず年間数億円のスポンサーを降りないのを見ていると、日本企業独特の決めない文化(前年やってきたことを継続する)、思考力の低さを感じざるを得ません。

 

サザエさんの時間帯に東芝製品を宣伝して売り上げにつながっているという反論が考えられますが、そもそも債務超過になるような企業なので、上の式の①の売り上げより②、③が多いのです。であればまずはコストを優先的に圧縮すべきと考えます。

 

sharpを買収した鴻海のテリーゴウは、sharpを形容して、「シャープは金持ちの子供のようで贅沢。期限やコスト意識がない。責任感もない」と報道陣に言ったそうです。

東芝も同じなのだろうなと思います。

 

・このサザエさんのスポンサーでいることで、どれだけ売り上げにつながって、利益に寄与しているか説明できますか?

・テレビ以外のより効率的な広告の検討はした上でテレビ広告をしていますか?

といった問いが思い浮かびます。

 

これ以外にも、直接的な売り上げにつながっているか説明が困難だと考えられる、

・TBSの日曜劇場

・BS日テレの番組提供

・実業団チームの東芝野球部

・実業団チームの東芝ラグビー

 

といったものについても特に取りやめる報道はありません。

想像するだけでも年間軽く10億以上はコストがカットできそうに見えます。

 

上記の活動は、おそらく高度経済成長で日本企業が儲かっていた時に始めたものだと考えられますが、東芝だけでなく、ほかの企業も見直す時期に来ていると思います。

 

話は変わりますが、私が就職活動していた十数年前、機械系学科を卒業する同期はソニー東芝、シャープを第一希望にして就職活動をしていました。

当時の電機業界は純利益率が5%以下の非常に危険な業界だと私はみていましたが、彼らはそんなことは考えられなかったようで、心配していましたが、もれなく経営危機を迎え転職していました。(みんな若かったのでその面ではよかったと思っています。これが50歳などのどうしようもない年齢であのタイミングを迎えれば悲惨ですが)

 

つくづく日本企業は落ちるところまで落ちないと気付かない、もしくは気付いているけど見ないふりをするなと、東芝の件を見て思います。

 

それでは。